第24回摂食嚥下リハビリテーション学会参加報告

9月8日(土)と9日(日)の2日間、仙台国際センター及び東北大学百周年記念館川内荻ホールで開催された、第24回摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会に、ST4名で参加させていただきました。

 

 

毎年、医師、歯科医師、看護師、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、歯科衛生士、管理栄養士など様々な職種の臨床家や研究者、教育者が、約6000名参加する大きな学会です。

 

今回の大会のテーマは、「集い、語り、動く ~摂食嚥下の地域リハビリテーション」です。

学会では、シンポジウムを始め、パネルディスカッション、教育講演、一般演題、ポスター発表が行われます。病院、施設、訪問サービスなどの医療機関での連携の重要性、医師、看護師、言語聴覚士などのリハビリスタッフ、管理栄養士、ケアマネージャーなどの職種間の連携の必要性が、常に強調されていました。

 

 

当院からはSTの廣瀬科長が、「画像検査と多職種連携が有効であった一例」について発表され、嚥下障害の対応が画一的ではなく、症例ごとに正しい病態の診断と適切な治療が必要であることを学びました。

 

他にも、摂食・嚥下関連の最新評価機器、リハビリ器具や嚥下食の展示・紹介もあり、企業の方に、炭酸飲料へのとろみの付け方を教えていただき、とても充実した2日間だったと思います。

今回の学会で得た知識を、臨床に活かしていきたいと思います。

 

第19回日本言語聴覚士学会

こんにちは
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか?
寒い日と暑い日があり、体の調整が難しい時期かと思います。どうかご自愛くださいませ。
6月22~23日と富山県富山市にて開催されました第19回日本言語聴覚士学会に当院のST4名で参加してきました。
学会は、全国の多くの言語聴覚士が多岐にわたる分野の多彩なテーマに対し過去の論文から最新のデータまでをまとめ新たな試みや、これまでの臨床を振り返り共有する場となっています。
様々な意見や考えを述べ合い、患者さん利用者さんのリハビリの可能性を探求していく、そんな素敵な様子を見て多くの学びを得ました。
担当する患者さん、未来の患者さんへの強い想いが伝わってきて、私たちも胸が熱くなりました。
今回学んだ内容を活かし、明日からも頑張っていきたいと思います!

第22回日本ペインリハビリテーション学会学術大会 参加報告

2017年9月30日・10月1日に第22回日本ペインリハビリテーション学会学術大会が神戸商工会議所にて開催されました。当院からは理学療法士3名、作業療法士2名が参加致しましたので、遅くなりましたが報告させて頂きます。

 今回の学術大会のテーマは「Clinical Pain Rehabilitation~概念から臨床実践へ~」ということで、全国各地から大勢の参加者が集まり、活発な質疑応答が行われました。

痛みは急性痛と慢性痛に大きく分けられ、急性痛は外傷や手術後などに生じる生理的な痛み、慢性痛は創傷治癒の妥当な期間を超えて持続する痛みを云います。私たちの携わる回復期リハビリテーションでは、急性痛から慢性痛へ移行させないための介入が非常に重要になってきます。

痛みがあると、「じっとしていても痛いから寝ておこう」「動くと痛くなりそうだから安静にしておこう」と、不活動状態になりがちです。もちろん、急性痛の段階ではある程度の安静は必要なケースもありますが、不活動状態が長期化することで慢性痛へ発展する可能性が高くなることが示唆されており、実際に神経系の変化が生じて痛覚閾値を低下させる等、様々な報告がされています。今回の学術大会を通して、疼痛を抱える患者様に対し、運動恐怖、身体知覚異常、自己効力感、ペーシングといった多角的な評価を実施することの有用性と、その評価結果に基づいて一人ひとりに合った介入の方向づけを行うことがいかに重要かを学ぶことができました。

今回の学術大会に関する伝達講習は12月21日に予定しています。尚、来年度のペインリハビリテーション学術大会は福岡県の九州大学医学部百年講堂にて開催予定です。